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最終更新日 : 2012年07月22日 ワインの種類(製法による分別)発泡ワインフランス、シャンパーニュ地方のシャンパン、スペインのカバ、ドイツのゼクト、イタリアのスプマンテ等の発泡性のワイン。詳細は発泡ワイン、シャンパンの項へ。 貴腐ワイン貴腐ワインは、ボトリティス・シネレアという貴腐菌がつくことで葡萄の表面に無数の穴が開き、そこから余分な水分が蒸発し、糖度があがった葡萄をつかうので一般に甘口となる。そのため食後酒・デザートワインとして珍重される。フランスのソーテルヌやハンガリーのトカイがとくに有名であり、ドイツのベーレンアウスレーゼ (Beerenauslese 、BA) やトロッケンベーレンアウスレーゼ(Trockenbeerenauslese 、TBA) も、時に貴腐ワインとなる。主記事:貴腐 精強化ワイン酒精強化ワイン (fortified wine) は、途中でブランデーなどブドウを原料としたアルコールを添加して発酵を止めたもので、糖分の多く残ったワインができあがる。スペインのシェリー、ポルトガルのポートワイン・マデイラが代表的で、これらは三大酒精強化ワインと呼ばれることもある。酒税法では甘味果実酒にあたる。 アイスワインアイスワインは、天然状態で凍ったブドウから生産されるワインである。水分は凍るが糖やその他の固体成分は凍らないため、濃縮された非常に甘いワインとなる。天然に濃縮された果汁を発酵させる点は貴腐ワインと同じだが、アイスワインはボトリティス・シネレアの影響は受けていないため貴腐香は持たない。 アイスワインの誕生はドイツのフランコニア地方であった。ブドウ畑が予想していない寒波におそわれてしまいブドウが凍ってしまった。諦めきれなかった農民たちは、凍ってしまったブドウでワインを造ったところ、とても糖度が高く美味しいワインとなっていた。この偶然からアイスワインが作られるようになった。当時は非常に貴重で高価だったため貴族の飲み物であった。 アイスワインとして最も有名なものはドイツのアイスヴァイン (Eiswein) であるが、カナダやオーストリアでも造られている。日本ではアイスワインを定義する法律がないためにフルーツワインをアイスワインと称して販売しても違法ではないが、カナダ、ドイツ、オーストリアにおいてはアイスワインと名乗るためには、原料、収穫方法、温度などの厳格な基準を満たす必要がある。 氷結ワイン氷結ワインは、冷蔵庫を用いて人工的にブドウを凍らせ、アイスワインと同様に水分を除いて濃縮された果汁を醸造するワインである。非常に甘い濃厚なワインとなる。 ジュースリザーブジュースリザーブは、搾汁した果汁を醸造するものと発酵させずジュースのまま保存するものに分け、発酵後のワインに保存していたジュースを添加するワインである。アルコール分は低いが、非常にフルーティーなワインとなる。 ドイツではこの方式で作られるワインも多い。ズースレゼルヴともいう。 フレーバードワインフレーバード・ワイン (flavored wine) とは、普通のワインにブドウ以外の果実、果汁、香草、薬草などを加え、香りを付けたものである。カクテルのマティーニの材料としても使用される ヴェルモット (Vermouth) や サングリア などが知られる。 このページの一番上へ ◇ギフトサイト◇ |